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住区 :緑のまち / 住棟数:4棟 (41~44号棟) 築年月:昭和54年8月~昭和55年8月 / 撮影日:2009.01. とにかく品の良い住棟なのです。バルコニーの白壁に穿たれた孔がヴィヴィッドなリズムを生んでいて、良いアクセントになっていますね。そして「わかぎの」というネーミングが良いです。名は体を表すとはこのことでしょう。若い娘さんのような、そんなイメージを僕は持っています。
撮影日:2009.01. 上の写真の住棟の側面写真です。この住棟もツインコリダーなのです。緑の出窓が可愛いですが、やはりマッシブですね。しらなみ団地やひかりの団地と比べると凹凸の奥行きがないですが、その分アクセントが効いていてテクスチャーとしての面白さがあります。
撮影日:2009.01. ポイントハウス的な小型のツインコリダーです。高層にして、このこじんまり感がたまりません。他の大型住棟との良い対比を成していて、飽きの来ない住棟配置になっています。ただ、手前にいる革ジャンにジーパンの兄さんは、瀟洒というイメージからかけ離れています。どちらかというと、太陽にほえろ!とかそっち系の雰囲気で、住棟とのミスマッチ感を生んでいて、それもまたいとをかし。
撮影日:2009.01. 広々としたオープンスペースの緑ともあいまって、お嬢様然とした、とても上品な佇まいを見せています。
撮影日:2009.01. お隣りのエバーグリーン(左)や市営の住棟(右)と並べて見ると、このわかぎの団地の優しげな個性がはっきり分かります。冬とはいえ、うららかな日差しの中、歌いたくもなるってもんです。
撮影日:2009.01. 芝生を見ているとそう言ってみたくなるんです。
撮影日:2009.01. すがすがしいです。
撮影日:2009.01. 緑のポケットみたいな出窓といい、全体の造形のまとまりといい、小粋です。 ポートタウンのUR賃貸はそれぞれに個性があってどれも好きなんですが、外観だけで言えば、こじんまりとして上品な佇まいを持つこの「わかぎの団地」が一番好きかもしれません。
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