切れ味鋭くハイソなスキップフロア
住区 ：緑のまち / 住棟数：2棟 (11,12号館)
築年月：昭和56年7月 / 撮影日：2008.12, 2009.02, 2009.04, 2009.05
ポートタウン東駅の真後ろ、公団わかぎの団地の隣りに位置する民間分譲団地です。敷地内に住民専用テニスコートがあったり、ハイソな雰囲気が漂うのが、エバーグリーンクォリティ。住棟の特徴は、スキップフロア型であることと、渡り廊下による連結部があること、そして全体的に切れ味の鋭い印象を受ける住棟デザインです。
これぞ連結部萌えの極み！
撮影日：2009.02
エバーグリーンといえば、この連結部です。何という未来志向デザインでしょう。直線の美と奥行きと、ＳＦ的な未来感の織り成すスペクタクルです。そして、連結部の格好良さといったらもう！これぞ昭和50年代の心意気と言えましょう。
エッ？離れている？
撮影日：2009.04.
そう、ここには連結部がないんです。つまり、つながっていないのです。横から渡り廊下がニョキニョキと伸びてきそうですが、もちろんそんなギミックはありません。
ぎゅっと身を寄せ合うように
撮影日：2009.01.
このバルコニー面の凝集感も好きなのです。規則性と変化とが上手く組み合わさっていると思います。
その名を冠するにふさわしい植栽
撮影日：2008.05
エバーグリーンというからには、植栽もやはり見事なのです。4月の桜と5月の新緑。
まさに緑の園
撮影日：2008.05.
よく手入れされた、小粋な洋風ガーデンもあります。魅力は住棟のみにあらず。
皐月晴れの光と風に
撮影日：2009.05.
このエバーグリーンも、植栽が育ったからこそ、景観としての調和が見られると思います。ポートタウン全体で言えることですが、これからもこの美しさを守り育てていくには、これまで以上の住民自身による保全活動が不可欠になっていくと思います。
以上、エバーグリーン南港ポートタウンでした。
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